子どもが引きこもりで学校の勉強に遅れがでないか心配。家庭教師をお願いしたほうがいいのかしら…
ある日突然、お子さんが学校に行くのを嫌がって引きこもりになってしまった。というご家庭からのご相談をいただきます。
学校での先生や友だちとの関係性や勉強についての悩みを抱えてしまい、学校に行きたくなくなる場合もあります。
残念ながら学校に行かなくなったからといって、学校の授業をストップしたり、テストや受験の日程を変更することはできません。
そこで今回は、引きこもりのお子さんでお悩みの親御さんに向けて、家庭教師が必要な理由と注意点について解説をしていきます。
この記事を読み終わると、お子さんにピッタリの家庭教師を見つけることができるようになりますよ。
引きこもりのお子さんをお持ちで勉強についてお悩みの親御さんは、ぜひ最後まで読んでくださいね。
お子さんが引きこもりになる原因とは
お子さんが不登校になり、引きこもってしまう原因はさまざまです。
「学校の勉強についていけない」「先生やクラスの友だちとうまく付き合えない」「はっきりとした理由はないけど、行く気力が持ていない」という具合にです。
そして、不登校になり、結果的に不登校になってしまったお子さんに共通する悩みというのが、「勉強」に関するものです。
はじめは違う理由で学校を休んでいたのに、休みが多くなるにつれて勉強についていけなくなり、結果として、学校に行くのがつらくなったという場合も少なくありません。
つまり、引きこもりのお子さんに対しては、根底にある勉強についてのサポートが必要なのです。
引きこもりのお子さんには家庭教師がおすすめな4つの理由
結論からお伝えしますと、引きこもりのお子さんにこそ家庭教師は必要ですし、きっと力になってくれるはずです。
理由は、次のとおり。
- お子さんのペースに合わせて勉強が進められる
- 慣れた環境で勉強ができる
- 生活習慣の改善につながる
- お子さんの心の拠り所になれる
順番に見てきましょう。
お子さんのペースに合わせて勉強が進められる
繰り返しになりますが、引きこもりの一番の原因は「勉強」です。
ひとりの先生に対して、大勢の生徒というかたちで授業が進んでいく学校では、一人ひとりのお子さんに対してペースを合わせるのは不可能です。
しかし、それが理由で勉強についていけないというお子さんもいらっしゃいます。
だからこそ、家庭教師が役に立つのです。
お子さん一人ひとり合った学習カリキュラムで進めることができ、理解するまで丁寧に教えてもらえますので、勉強に対して前向きに捉えることができ、ついていけなくなったという不安感もなくなるのです。
慣れた環境で勉強ができる
引きこもりのお子さんに対しては、外出することがストレスに感じることも少なくありません。
東洋大学神経科学研究室の研究によると、ストレスは、勉強や記憶をする際に使われる前頭前野に影響を及ぼすと発表しています。
ですので、学校での勉強の遅れを取り戻そうと、塾などに通わせる方もいらっしゃいますが、家から塾に向かう途中でストレスを感じてしまい、結果として授業の中身がぜんぜん頭に入ってこないという場合も仕方のないことなのです。
一方、家庭教師を雇えばお子さんが外出をするという不安は解消できます。
お子さんの慣れ親しんだご自宅や部屋での勉強を前提としていますので、不要に外出をする必要がありません。
さらに時間帯も調整ができますので、もっとも気持ちの落ち着いている時間帯を選ぶことでより勉強に集中できるでしょう。
生活習慣の改善につながる
「引きこもりになってから、昼夜逆転してしまい子どもの生活リズムが崩れてしまった」という悩みは跡を絶ちません。
生活のリズムは一度、崩れてしまうと自分ひとりではなかなか戻すことができませんし、心身ともに良い影響をあたえることはないでしょう。
ちなみにですが、なぜ、子どもは毎日学校に行って、(好き嫌いは別として)授業を受けられると思いますか?
それは、学校には「時間割」があるからです。
「時間割」つまりは、ちゃんとした「スケジュール」があるからこそ、小さなお子さんであったとしても授業を受けるという具体的な行動ができるのです。
このことは、家庭教師を雇うことによっても同じことが言えます。
「いついつに家庭教師の先生がくる」ということで、お子さんの行動が決まります。
そうすることで、曜日感覚を取り戻すことができたり、一緒に学習計画を立てることで生活の中に勉強を組み込んでいくことができるのです。
お子さんの心の拠り所になれる
引きこもりのお子さんは、学校に行かないことで周りからの引け目を感じてしまったり、自分はダメだと思ってしまうこともよくあります。
ですので、引きこもりのお子さんに必要なのは自信を持ってもらうことです。
「今からでも十分に間にあう」「以前よりも勉強ができるようになっている」
このような小さな成長を感じてもらい、自分に自信を持ってもらうことが何よりも大切なのです。
だからこそ、お子さん一人ひとりに向き合っていけるような家庭教師であれば、勉強と心の両方をサポートしていけるのです。
引きこもりのお子さんには勉強と心を一緒に見てあげられる人が必要なんだね。学校や塾のような大勢の生徒をひとりの先生が見る、というスタイルだとなかなか難しいかもしれないね。
引きこもりのお子さんに家庭教師をつけるときの注意点
ここでは、引きこもりのお子さんに家庭教師をつけるときの注意点について解説をしていきます。
他の子のペースがつかみづらい
家庭教師をつけて勉強を進めることができたとしても、他の子がどのくらい勉強をしているのかはわかりづらいです。
とくに受験などを考えられている場合は、定員の決まったそれぞれの学校のレベルに持っていく必要があるため、少なからず他の子と競争してくようになるでしょう。
このような場合、やはり学校や塾で競争に揉まれ、模試などを受けることによって緊張に慣れている子のほうが有利になってしまいます。
受験を考えられている場合は、お子さんの状況を見て他の子と混ざって模試を受けていただくとともに、家庭教師にも受験の対策について相談することをおすすめします。
良くも悪くも家庭教師の影響が大きい
家庭教師は、お子さん一人ひとりに個別に接していきます。
勉強の進め方に対して問題がなかったとしても、話しかけづらかったり、そもそも相性が悪かったりする場合もあるでしょう。
引きこもりのお子さんは、とくにストレスを感じやすい状態にあるので、家庭教師との相性によって勉強の意欲に悪い影響を与えてしまうことも考えられます。
多くの家庭教師は、途中で先生を変えることができたり、無料で体験学習を行っている場合もあります。
家庭教師を受けた際は、必ずお子さんと話をして勉強の進め方以外にも相性の良さを確認しておきましょう。
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引きこもりのお子さんへの家庭教師の選び方3選
引きこもりのお子さんは、ストレスを感じやすいため家庭教師選びは慎重に行いたいよね。ここからは、家庭教師の選び方について解説をしていくよ。
事前に相談できるか
引きこもりのお子さんに家庭教師をつける場合は、あらかじめ相談をするようにしましょう。
繰り返しになりますが、引きこもりのお子さんはストレスを感じやすい状態にあります。
ですので、事前に情報を共有しておくことで、お子さんにふさわしい先生を紹介してもらうこともできます。
勉強や受験のこと以外にも相談できるような仕組みになっているか、事前にチェックをしておきましょう。
サポート体制は充実しているか
引きこもりのお子さんに家庭教師をつけようと思ったときは、サポート体制を確認しておいてください。
家庭教師によっては、成績を上げることは得意でも、お子さんの心のケアまで得意としている先生は異なります。
引きこもりのお子さんには、心と勉強の両方のサポートが必要不可欠なのです。
実績や口コミはあるか
サポート体制が整っていることと、実績があることは別の話です。
家庭教師のホームページを見る際には、サポート以外にも実績や口コミがないか確認をしておいてください。
なぜなら、サポートが整っていそうでも、実際の対応をしたことがない家庭教師も存在するからです。
実績以外にも口コミがあれば、しっかりと確認をしてお子さんと似たような状況でも対応してくれそうかどうかを見ておくと安心でできそうですね。
また、引きこもり、不登校のお子さんについての相談事例は下記の記事で詳しく解説をしています。
まとめ
今回は、引きこもりのお子さんに家庭教師がおすすめの理由と選び方について解説をしました。
おさらいをすると、引きこもりのお子さんこそ家庭教師を雇う理由は、次のとおりです。
- お子さんのペースに合わせて勉強が進められる
- 慣れた環境で勉強ができる
- 生活習慣の改善につながる
- お子さんの心の拠り所になれる
引きこもりのお子さんをお持ちの親御さんは、とても多くのお悩みをお持ちかと思います。
ご家庭や学校の間で解決できればもちろん良いのですが、時間がかかってしまう場合が多いようです。
一方、家庭教師を挟むことで状況が改善した、子どもが以前より元気になったというケースも少なくありません。
少しでもお悩みであれば、一度、家庭教師にご相談されることをおすすめします。
また家庭教師のえーるでは、「無料の体験授業」を行っています。
「引きこもりの子どもがいて悩んでいる」「学校の話し合いをしているけどなかなか解決しない」とお悩みの方は、この機会にぜひ、ご利用くださいませ。
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