怒られたくないから嘘をつく子供

「“宿題もうやった”と言いながらゲームをしているのに、実は手をつけていなかった」
「“提出した”と言っていたプリントが、先生から“出ていません”と言われた」
「“80点くらい”と言っていたテスト結果、実際には半分も取れていなかった」

こんな 「子供のつく小さな嘘」に、戸惑った経験はありませんか?

「どうして嘘をつくの?」
「このまま放っておくと、嘘をつくクセがついてしまうのでは?」

私たち家庭教師のえーるには、子供の「嘘」に悩む親御さんから、多くのご相談が寄せられています。確かに、子供が嘘をつくのを目の当たりにすると、親として不安になりますよね。

ですが、子供が嘘をつくのには、必ず理由があります。「怒られたくない」、「不安を隠したい」、「親をがっかりさせたくない」…など、子供なりの事情や気持ちが隠れている のです。

大切なのは、「なぜ嘘をついたのか?」をお子さんの目線で考え、適切に対応すること。

この記事では、子供が嘘をつく理由や、親としてどう向き合うべきかを詳しくご紹介します。

嘘をつく子
目次

子供が嘘をつくのは「怒られたくない」から?「子供が嘘をつく理由と適切な接し方」

子供が嘘をつくと、「なんで嘘をつくの?」「正直に話してくれればいいのに…」と親は心配になりますよね。

ですが、子供が嘘をつく背景には、必ず理由があります。怒られたくない、親をがっかりさせたくない、かまってほしい…など。嘘を責めるのではなく、まずは「どうして嘘をついたのか?」を理解することが大切です

ここでは、子供が嘘をつく主な理由と、親としての適切な接し方をご紹介します。

親の躾が厳しすぎるかも?

  • 「宿題もう終わった」→ 実は終わっていない
  • 「テスト80点くらいだった」→ 実際は半分も取れていなかった


このように、怒られたくないから、嘘をついてその場をしのぐ行為は、子供が防衛本能としてとる行動の一つです。

親の躾が厳しすぎる場合によくみられ、こうした嘘の多くは、「叱られるのが怖い」「親をがっかりさせたくない」という気持ちから生まれます。

また、親の期待が高すぎる場合も、子供はプレッシャーを感じやすくなります。

例えば…
「難関校を目指しなさい」と言われ続けている
「宿題は完璧にやらないとダメ!」と細かく指示される

このように 「できないこと」を正直に言えない環境 になると子供は「怒られるくらいなら嘘をつこう…」と考えてしまうのです。子供は、「親の期待に応えよう」あるいは「良い子と思われたいため」に、嘘をついてしまうことがあります。

嘘をつく子

適切な接し方

  • 子供の目標が高すぎないか、一緒に考える
  • 「なぜできなかったの?」と責めるのではなく、「どうすればできるかな?」と寄り添ってあげる
  • できたことに目を向け、「よく頑張ったね」と褒めるのも大事「子供の気持ちを尊重し、達成可能な目標を一緒に作る」ことが大切です!

過去に大人に嘘をつかれたことがある

「本当のことを言えば怒らないよ」と言われ、勇気を出して正直に話したのに、結局怒られた…。このような経験があると、子供は 「大人は信用できない」「正直に言っても意味がない」と感じてしまいます。

特に、先生や親など、信頼している大人に裏切られた経験 があると、嘘をつくクセがついてしまうことも。

怒られている子

適切な接し方

  • 「自分がされたら嫌なことは、人にしない」という考え方を伝える
  • 親自身が誠実な態度を見せる(嘘をつかない)
  • 子供を信じて、「本当のことを話してくれてありがとう」と伝える

「親の姿勢」が、子供にとっての模範になります。
子供が本音を話せるような、信頼できる関係を築くことが大切です!

構ってほしいから

「お母さん、なんか熱っぽい…」
「お腹が痛いから学校に行きたくない…」

毎朝のようにこう言ってくるお子さん、いませんか?これは 「もっとお母さんに構ってほしい!」 というサインかもしれません。

  • 親が忙しくて、なかなか一緒に過ごせていない
  • 「本当はもっと話を聞いてほしい」と感じている

お子さんは、頭では「親が忙しいのは仕方がない」と分かっていても、心のどこかで寂しさを感じている かもしれません。

適切な接し方

  • 「宿題どうだった?」「今日学校で何があった?」と積極的に話を聞いてあげる
  • 短時間でもいいので、一緒に過ごす時間を作る(寝る前に5分だけ話す、など)
  • 「お母さん、○○と話せて嬉しいよ」と伝える

「話を聞いてもらえた」と感じるだけで、心が満たされ、嘘をついて親の注意を引く必要がなくなります。

コミュニケーションをとる親子

親に心配かけたくないから

「大丈夫、別に何でもない」
「別に悩んでないし…」

こんなふうに、そっけなく答えるお子さん、いませんか?
実は、「親に心配をかけたくない」という気持ちから、本当の気持ちを隠していることがあります。

  • 友達関係や部活、思春期特有の悩みを抱えている
  • 「親に言っても解決できない」と思い込んでいる
  • 心配されるのが嫌で、わざと軽く答えてしまう

本当は話を聞いてほしいのに、「親に迷惑をかけたくない」 という優しさが、嘘になってしまうこともあるのです。

適切な接し方

  • 「最近、学校どう?」と軽い話題から話を振る
  • 「お母さんも昔、こんなことで悩んだなぁ」と共感を示す
  • 「もし何かあったら、いつでも話してね」と安心感を与える

    無理に聞き出そうとせず、「いつでも話せる環境」を整える ことが大切です。

嘘をつく子供に親がしてはいけないこと

子供が嘘をついたとき、つい感情的になってしまうことはありませんか?

しかし、頭ごなしに叱ったり、一方的に決めつけたりすると、逆効果になるかもしれません。大切なのは、嘘を責めるのではなく、「どうして嘘をついてしまったのか?」を理解することです。ここでは、子供の嘘に対して親が絶対に避けるべき対応 をご紹介します。

言い分も聞かずに一方的に決めつける

子供が嘘をつく理由はさまざまです。

  • 怒られたくないから
  • 友達をかばいたいから
  • どうしても言いづらい事情があるから

しかし、理由を聞かずに 「あんたが悪いに決まってる!」と決めつけてしまうと…

子供の気持ちは…

お母さんはいつも話を聞いてくれない…

どうせ言っても分かってもらえない…

こうして、子供は 本音を話さなくなり、親との信頼関係が崩れてしまう ことがあります。

さらに、「嘘つき!」とレッテルを貼るのは、絶対にNGです!そう言われると、子供は深く傷つき、「もう親には何も言わない」と心を閉ざしてしまう 可能性も…。

感情的になって子供を問い詰める

子供を問い詰めている親

「なんで○○したの!?」
「どうして嘘ついたの!?」

このように 怒りの感情をぶつけると、子供はさらに嘘をつくようになってしまいます。

  • 責められるのが怖くて、ますます隠すようになる
  • 「どうせ怒られるなら、バレないようにしよう」と考えてしまう

確かに、嘘をつかれた親御さんの気持ちを考えると、「なんで嘘をつくの!?」と問い詰めたくなる気持ちもわかります。

でも、子供は 「本当のことを話しても怒られるだけだ」 と思ってしまうと、もう正直に話せなくなってしまうのです。

まとめ

  • 嘘をついた理由を、じっくり聞いてあげる
  • 感情的にならず、冷静に向き合う
  • 親子で一緒に「どうすればよかったか?」を考える

子供は、「本当のことを話しても大丈夫」と思えたとき、少しずつ嘘をつかなくなります。「なぜこの嘘をついたのかな?」と、子供の気持ちを理解しながら寄り添ってあげましょう。

親子の信頼関係が深まれば、子供は安心して本音を話せるようになっていきます✨

家庭教師のえーるがお役に立てること

「また嘘をついたの!?」
「つい感情的になって、きつく言ってしまった…」

えーる坪井

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えーる坪井

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えーる坪井

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