大切なテストの前に食べると良い物・縁起の良い食べ物

私達えーるは、「テスト前に食べると良い物」や、「テスト前に食べると縁起の良い食べ物」についての質問をよくされます。結論から言うと、テスト前日やテスト当日に摂取するべき食べ物は、「消化の良い」「腹持ちが良い」「エネルギーにすぐ変わる」ものが理想です。

ここでは、テスト前におすすめの食材や、テストの縁起を担ぐゲン担ぎの食べ物について詳しくご紹介します。

脳の機能が向上しやすいもの


  1. 卵は良質のタンパク質が豊富で脳機能を改善し、集中力を高める効果があるとされています。「卵はコレステロールが気になる」という声もありますが、実は、コレステロールは、脳機能を活性化させるために必要な栄養素でもあります。もちろん食べすぎは禁物ですが、テスト当日の朝食には卵料理をぜひ取り入れてみましょう。
  2. ヨーグルト
    ヨーグルトには、タンパク質やカルシウムが豊富に含まれており、腸内環境を整えるだけでなく、脳機能をサポートする効果も期待できます。また、ヨーグルトに含まれる「グルタチオン」という抗酸化物質が、ストレスなどから脳を守る役割も果たします。
  3. ナッツ類
    アーモンドやクルミといった健康的な脂質を豊富に含むナッツ類は、脳のエネルギー源として優秀な食材です。ナッツを食べることで集中力が向上し、ストレスの軽減や不安を和らげる効果なども期待できます。
  4. 青魚(サバ、イワシなど)
    青魚には、DHA・EPAといったオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。これらの成分は、記憶力の向上や、集中力を向上させる効果があります。カツオ、サンマ、サーモンなども同様で、これらも脳の働きをサポートするDHA・EPAが含まれています。特にテスト前は積極的に摂取したいですね。
  5. チョコレート
    チョコレートには、カフェインやテオブロミンが含まれていて、これらは、大脳皮質を刺激し、集中力や記憶力、思考力を高めてくれます。だたし、チョコレートといっても様々種類があり、効果を期待するならカカオの含有率の高いダークチョコレートを選びましょう。

消化の良い食べもの  

  1. バナナ
    バナナは消化が良く、カリウムも豊富で、ストレスや不安の緩和も期待できます。そんなバナナはテスト前やテスト当日にピッタリの食べ物と言えるでしょう。エネルギー変換が早く、その上調理する手間がかからないという理由から、試合前や試合中のエネルギーチャージとしてアスリートにも人気です。
  2. リンゴ
    りんごは消化吸収が良く、胃の粘膜を守る役目も果たします。特にテスト前は、できるだけ消化の良い物が好まれますが、そういった点でもりんごは優秀です。また、りんごは認知機能の向上にも効果があると言われ、アルツハイマー・認知症の予防にも良い果物とされています。
  3. お米・うどん
    お米やうどんといった炭水化物は、エネルギーを効率よく供給してくれる食べ物です。腹持ちもよく、消化にも良いことから、テスト当日に食べておくと、本番で力を存分に発揮できるでしょう。
  4. 鍋 煮物
    鍋や煮物といった温かい食べ物は、身体を内側から温め、血行を良くして脳への血流も促進するのでおススメです。特に煮る、蒸す、茹でるといった料理はお腹に優しく消化にも優れているので、大事なテスト前に適しています。
  5. 大豆製品
    大豆は、タンパク質、炭水化物、脂質に加え、ビタミン、ミネラルといった5大栄養素が含まれるスーパーフードです。特に、納豆や豆腐は手軽に食べられる上、消化もよくて胃腸に負担が少ない食べ物ということからテスト前の食事にはピッタリです。

縁起の良い食べもの

  1. トンカツ、かつ丼
    トンカツや、かつ丼は、ゲン担ぎのチャンピオンです。「勝負にカツ」「受験にカツ」という響きが「勝利」のイメージにつながることから、昔から受験生に好まれています。ただし、脂っこい揚げ物は消化が悪いため、特にテスト前は食べ過ぎないようにしましょう。
  2. 焼き鯛
    鯛(たい)は「めでたい」とかけて、昔から縁起の良い食べ物とされています。ただし、あくまでも切り身ではなく、尾頭付きの鯛に限ります。その理由は、頭から尾までということから「物事を最初から最後までやり遂げる」という意味があるそうです。
  3. 紅白なます
    紅白の野菜を刻んで作るなますは、その色の組み合わせから縁起の良い食べ物としてお祝いごとで重宝されます。見た目からも気持ちが上がりやすく、テスト前に食べると運気UPするかもしれません。
  4. ねばねば食材
    納豆、オクラ、山芋といった、ねばねば食材は、「粘り強く頑張れる」という意味があります。これらは栄養価も高く、テスト前だけでなく日常的に食べておきたい食材です。

テストの前に避けたいNG食材

  1. 生もの
    刺身や生牡蠣といった火を通していない生ものは、食あたりのリスクがあるため、テスト前は避けるべき食材です。万が一、テスト当日に食あたりになれば、せっかくのこれまでの努力も全て無駄になってしまいます。
  2. 刺激の強い食べ物
    唐辛子や激辛カレーといった刺激の強い食べ物もテスト前は控えておきましょう。これらの食べ物も生もの同様で、お腹を壊すリスクが高いから要注意です。
  3. 脂っこい食べ物
    脂っこい食べ物は胃腸に負担がかかり、消化に時間がかかります。胃もたれや眠気の原因にもなり、集中力の低下につながります。できるだけテスト前は脂質の高い食べ物は控え、消化に良い食材を選びましょう。
     

食べる際に気を付けたいポイント

どんなに良いとされる食べ物でも、食べ過ぎると逆効果です。満腹になると、消化にエネルギーが使われて脳に血液が届きにくくなってしまいます。満腹は眠気や思考力の低下にもつながるので、特にテスト前は腹八分目を心がけましょう。

また、寝る前の飲食もできるだけ避けましょう。就寝中に消化活動が行われると睡眠が浅くなり、翌朝の目覚めも悪くなります。翌日に疲れが残らないようにするためにも、最低でも寝る3時間前には食事を済ませましょう。

まとめ

ここまで、テスト前に「食べると良い物」「食べると悪い物」などについてお話ししました。ですが、日頃からバランスの良い食事を心がけたり、よく噛んで食べることも大切です。よく噛むことで、脳が活性化されることや、唾液が分泌されて消化の助けになるメリッがあります。テストの当日も少しだけ早く起きて、ゆっくり朝食をとれるように、規則正しい生活をこころがけましょう。

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