「うちの子、小学校の生活にちゃんと馴染めるかな」
「入学して勉強についていけなかったらどうしよう…」
私達えーるには、毎年このようなお悩み相談が沢山寄せられます。これから小学校に入学されるお子さん、あるいは小学校に入学されたばかりのお子さんの勉強面や生活面など、お母さんはさまざまなな心配を抱えておられることでしょう。
そこで、今回は、小学校に入学してからの注意点について、勉強面と生活面に分けて解説しますので少しでも参考してもらえると嬉しいです。
小学校の勉強面で注意すること
うちの子小学校の授業についていけるかな
このように、お子さんが小学校に入学されてまず一番気になることといえば、勉強面についてではないでしょうか。
小学校1年生は学校で、算数・国語・体育・生活・音楽・図画工作・体育・道徳といった教科を学びます。その中でも特に、確実に習得してほしい教科が算数と国語ではないでしょうか。この2教科は、今学習する内容が、この先中学年、高学年さらに中学校、高校、大学、社会人と、今後もずっと必要となる基礎の部分だからです。
そこで、注意しておきたいたいのは、お子さんが「勉強が嫌いにならないようにする」ということ。
もちろん最初は簡単なため「勉強が楽しい」と思うお子さんも多いですが、学年が上がり難易度が上がっていくと「勉強嫌い」と言う子は増えてきます。今「わからない」を作って「できない」状態を放置してしまうと、お子さんはこの先ずっと苦労することになってしまいます。
とはいえ親がやいやい言ったり、プレッシャーのかけ過ぎは逆効果になるので気を付けないといけません。過度な期待は、かえってお子さんの子やる気を削いでしまい、勉強嫌いになることがよくあるからです。この時期に、いかに苦手を作らないようにするのかが、今後の成績と学習意欲にも大きく影響します。
小学校の先生との関係について
「子供が担任の先生とうまくやっていけるか心配…」というお悩みもよく耳にします。
実際「先生が嫌い」「学校行きたくない」と、お子さんが”担任の先生が苦手で困っている”という話しはよくあります。そんな時は、お母さんがお子さんの気持ちに寄り添い、しっかり話しを聞いてあげましょう。
一方的に「あなたが悪いに決まってる」という決めつけは絶対NGです。子供は吐き出す場所を失い、親子の信頼関係も崩れてしまうかもしれません。
また、子供の前で 先生の悪口を言うのも良くありません。親が先生のことを批判したり悪口を言うと、それを聞いた子供は先生をバカにするようになりますます嫌いになってしまいます。ただ、あまりにも酷い時は、一度先生に相談して理解を求める必要もあるかもしれません。
小学校の友達関係について
「うちの子小学校で友達ができるかな」
「お友達とちゃんと仲良くできるかな…」
小学校の生活において、友達との関係はお子さんにとってかなり重要な要素です。特に内気なお子さんや、初対面が苦手だというお子さんをお持ちであれば、お友達と馴染めているかどうかは大きな心配事だと思います。
ですが、無理に友達を作ろうとしなくても大丈夫です。子供は何かのキッカケで仲良くなったり、自然に友達ができていたなんてことはよくあるからです。
それまでは、お母さんが学校の様子を聞いてあげたりして話し相手になってあげてください。
高学年や中学生になればいつのまにか「子供が一緒に買い物行ってくれなくなった…」と親より友達が優先になる子が多いです。だから今のうちにお子さんと沢山コミュニケーションをとっておきましょう。
通学中に注意すること
お子さんが小学生になって、一人で通学するようになったら通学時の安全面が気になるところです。特に、交通量の多い通学路を通る子供皓は、交通事故にあわないように気をつけないといけません。
また、人通りが少ない道を歩く子供も、いたずらや誘拐といった犯罪に注意が必要です。通学路は親御さんが事前に調べて、車の通行量通が少ない道や、できるだけ明るくて人通りの多い道を通らせるようにしましょう。
さらに、「知らない人についていってはいけない」「寄り道せず真っすぐ家に帰る」は徹底させます。防犯ブザーを持たせたり、その使用法を教えることで防犯意識も上がります。
家に帰ってきた子への親からの声かけ
母「早く宿題しなさい!」
子「もー!今からしようと思ってたのに-!」「言うからやる気なくなった」
このように、お母さんの一言によって子供がやる気をなくすというエピソードはよく耳にします。
特に勉強のことになると、親の言い方次第で逆効果になってしまうことがあります。お子さんに反発されず、機嫌よく勉強してもらうには次のように言うといいかもしれません…
母「今日は宿題何ページあるの?」
子「算数と国語のドリル2ページ」
母「何時からしようと思ってる?」
子「17時半から」
母「じゃあ宿題が終わったらご飯にしようね」
このように、子供自身に「何時からする」と言わせると反発心が生まれにくくなります。もし、命令口調で「しなさい!」と言うと、子供は「やらされる」という気持ちが強くなり防衛本能からついつい反発するのです。
この方法はお手伝いをお願いする時も有効です。ただ「〇〇やっといてー」だと、「えー、めんどくさい」と言われるかもしれませんが、「○○してくれると嬉しいな。お願いしてもいい?」「○○やってくれたらお母さんすごく助かるわ」このような言い方に変えると、印象が全然違ってきます。
人は誰でも命令されるのは嫌ですが、「助けてほしい」「してくれると嬉しい」という言い方をされると、「役に立ちたい」「喜んでほしい」という気持ちが生まれて気分良く手伝ってくれるはずです。一度お試しください。
保育園や幼稚園と小学校の生活リズムの違い
小学校低学年の子供で必要な睡眠時間は、9時間~10時間程度と言われています。ところが、小学生になると登校時間が早くなり、早寝早起きをしないといけなくなります。当然小学校になると、お昼寝の時間はなくなるので、睡眠時間を削ると生活リズムは乱れ、授業中に居眠りをしたり、勉強に集中できなくなってしまいます。
最近では、子供が学校から帰ってゲームやYouTubeに時間をとられて、就寝時間が遅くなったり朝寝坊をする。といったご相談が増えています。
規則な生活は成績の低下に直結しやすいため、ついつい口うるさくなってしまうお母さんも多いようです。最初のうちはお母さんがお子さんの時間管理をして、早寝早起きの習慣をつけるようにしましょう。翌日の授業の時間割や、宿題、提出物の管理も最初だけは一緒に手伝い、お子さんが一人でできるまで根気よく見守りましょう。
最初は手間に感じるかもしれませんが、習慣がついてお子さん一人でできるようになってしまえば、お母さんの手がかからなくなりその後はずっと楽ですよね。
家庭教師のえーるがお役に立てること
「親が宿題を教えると必ずケンカになってしまう」
「仕事や家事で忙しくて教えるヒマがない」
そんなお悩みをお持ちの方には、私達えーるがお役に立てるかもしれません。えーるの家庭教師の先生はほとんどが大学生です。お子さんと年齢も近く、親しみやすいと評判です。
実際指導させてもらっているご家庭からは…
親だと反発するけど先生の言うことはきくみたいなんです。
子供が家庭教師の日を楽しみにしてるみたい。
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