スマホのしすぎで学力低下!?スマホ依存の原因と上手な付き合い方

スマホばかりしているお子さんにお困りの方へ

「子どもにスマホを持たせた途端に成績が下がった」
「勉強しないで、時間さえあればスマホをみている」
「勉強中やごはん中も、スマホが気になり触ろうとする」
「スマホで夜更かしをして、遅刻や欠席が増えてきた」

私達えーるにはここ数年で、このようなスマホ関連のご相談が多く寄せられるようになりました。

総務省の調査によると7割以上の中学生がスマホを所持しているという結果が出ていることからも、今の中学生にとってスマホは欠かせないツールになっているようです。そんなスマホですが、中学生の学力低下の原因になってしまっていることが深刻な問題となっています。

本記事では、よくあるスマホに関するお悩みや原因・対処法についてお話しします。

25年で10,850人の勉強の苦手なお子さんを指導してきました、家庭教師えーる代表の坪井にお任せください!

こんなページも見られています。
【中学生】勉強嫌いになる4つの原因とご家庭で出来ること 

目次

よくあるスマホ関連のお悩みトップ3!

スマホ依存の男の子

家庭教師えーるに最近多く寄せられるスマホ関連のお悩みをランキング形式で発表します。もしどれかに当てはまっていたら要注意です。

1位 時間さえあればスマホばかり触って勉強しない

  • 勉強してると思いきや、部屋をのぞくとスマホでゲームしてるんです
  • TikTokやInstagramばかりみて、いつも勉強が後回し
  • YouTubeを観だすと止まらなくて、いつもケンカになる

2位 スマホを与えた途端に成績がガタ落ちした

  • 「ちゃんと勉強するから」と約束したから与えたのに、全く勉強せずにスマホばかりみてる
  • 子どもとスマホの使用時間を決めたのに、結局約束を守らずずっと触ってる

3位 夜遅くまでゲームをしていて朝起きられない

  • 毎日夜更かしをしてフォートナイトしてるみたいで、朝いくら起こしても起きないんです
  • うちの子寝てると思ったら、布団の中でこっそりゲームしてます

このようにスマホに夢中になってしまい、勉強してないお子さんにお困りのお母さんが多いようです。

スマホを使えば使うほど学力が破壊されてしまう?!

「DS脳トレ」で有名な東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授は、スマホを3時間触ると2時間の勉強がムダになるという衝撃の警告を発しておられますのでご紹介します。

これは、2013年に仙台市の中学生を対象に行った生活・学習状況調査結果です。その調査でわかったことは、

例えば、2時間以上勉強して携帯やスマホを3時間以上使用した生徒より、ほとんど家では勉強しないけど携帯やスマホを使わない生徒の方が成績が良いという驚きの事実です。

どういうことかというと、携帯やスマホを使うことによって2時間以上した勉強は全て無駄になってしまうということらしいのです。

「携帯やスマホを触る時間が長い➡勉強をしない➡その結果学力が低くなる」

このように考えるのが一般的だと思いますが実は違うようです。川島教授によれば、勉強をしていないから学力が低くなるのでなく、携帯やスマホを触るから学力が下がるというのです。

「携帯やスマホを長時間使うことで、学校の学習に悪影響を与える何かが生徒のに与えているのではないか?」と川島教授は次のような仮説を立てています。

あくまでも仮説として「一つ目の可能性として、スマホの使用によって学校の授業で脳に入ったはずの学習の記憶が消えてしまうということ。もう一つの可能性として、脳の学習機能に何らかの異常をきたし学習がうまく成立しない。」このどちらかの可能性があるそうです。

参考
“スマホが学力を破壊する”これだけの根拠 3時間触ると2時間の勉強がムダに | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

さらに川島教授は、「スマホに多数のアプリを入れている子ほど学力が低くなる」とし、その理由を次のように解説しています。

心理学では「スイッチング」といって、「何かに集中している時に妨害が入り、別のことをやり始めること」が何度も繰り返されて1つのことに集中する時間が極端に短くなる現象(状態)になるようです。

つまり、複数のアプリを次々と切り替えて使うことによって、注意力が散漫になってしまい学力低下に結び付いてしまうらしいのです。

いずれにしても、携帯やスマホを使うほど学力が低下する可能性が高くなるようなので、気をつけたいものですね。

参考
スマホ中毒になると「小6の脳」で成長が止まってしまう…東北大の3年間の追跡調査が示す恐ろしい事実 特定のアプリが成績に著しい悪影響を与えている | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

スマホのしすぎで起こる中学生への悪影響とは?

「授業中にボ~っとしたり居眠りをする」
「目の疲れ・視力の低下・ドライアイになった」
「頭痛・肩こり・自律神経の乱れなど、体調不良を引き起こした」
「スマホ首や猫背など姿勢が悪くなった」

私達えーるには、このようなスマホ使用による健康被害や様々な影響を心配される親御さんからのご相談が増えています。そして、その中でもここ数年で急増しているご相談が不登校の問題です。

「スマホで夜更かしばかりして、朝起きられず学校を休むようになった」
「うちの子スマホ中毒になって、昼夜逆転で遅刻や欠席ばかり」

このようにスマホ依存が強くなり、次第に不登校になっていくお子さんも増えています。

  • 無料通話で友達と何時間も話してる
  • SNSのチェックが忙しくて勉強しない
  • オンラインゲームが始まると終わらない
  • YouTubeを無限に観て朝起きてない

このように、スマホには子どもが大好きな無料アプリがいっぱいあり、その世界から簡単に抜けさせなくなってしまうのです。

特に自制心がまだきかない中学生は、スマホによって生活リズムが乱れやすく、学力低下や不登校の原因にもつながってしまうので親が目を光らせておく必要があるかもしれません。

>>不登校の子どもの勉強面が心配な方の解決法

アメリカのユタ州では、SNSに親の同意取得義務?!

アメリカのユタ州では、交流サイト(SNS)の運営企業にユーザーの年齢確認を義務付け、18歳未満に対して親の同意なしにアカウント利用を許可することを禁じる法案が成立したとメディアが報じました。(この法案は2024年3月から発効する予定) 州法では、未成年者のアカウントについて夜間の特定時間帯の利用を禁じ、投稿を管理するなど、権限を親に与えることも企業側に求める。としています。

共同通信記事より

中学生がスマホとうまく付き合う方法

ここからは、お子さんがスマホと上手く付き合うための2つの方法をお話しします。

スマホ使用のルールを決める

できればスマホを使うことになったと同時に「スマホに関するルール」を親子で決めておくといいでしょう。ここで、えーるのある生徒さんが現在実践中のスマホルールの一例をご紹介します。

【K君のスマホルール】

  • 平日の使用時間は1時間まで
  • 宿題を先に終わらせておく
  • ごはん中、勉強中、就寝時は親が預かる
  • もしこれらの約束を破った場合一か月使用禁止

これを見て「少し厳しいのでは?」という意見や「これくらいが妥当だ」という意見もあるかもしれません。いずれにしても、こういったルールを決めておくのはとても大事です。もちろん親子ともに納得できるルールづくりをすることが重要ですが、一度決めておくとストレスがなくなりケンカも減ってくるはずです。

スマホ以外に没頭できる何かを見つける

スマホばかり触るのは、もしかするとそれ以上に没頭できるものや夢中になれることがないからかもしれません。もし、打ち込めるスポーツや趣味があれば、スマホを触る時間は必然的に減ってきます。

お子さんが夢中になれそうなことを親子で一緒に見つけて、もし見つかった時は応援してあげましょう!

もちろんそれが勉強であれば尚いいですが、なかなかそうはいきません。では、どうしてお子さんは勉強を避けてしまうのでしょうか?実はお子さんが勉強を避ける原因のほとんどが勉強のやり方がわかっていないからなんです。

勉強のやり方をつかむことによって、成績アップをすると同時にスマホ時間の削減につながるかもしれないんです。

【実体験】中学2年生のAくんがスマホ依存を解消した方法

ここでは、実際にえーるで教えているAくんが、スマホ依存を克服し、徐々に勉強するようになった実体験をご紹介します。

中学2年生Aくんの事例

Aくんは、中1の時に学校の連絡手段としてLINEを使わないといけなくなりスマホを持たせてもらいました。前から欲しいと思っていたスマホが手に入り早速Aくんは、お母さんに内緒で人気ゲームのアプリをダウンロードします。

毎晩家族が寝静まった後にゲームに没頭していたため、睡眠時間が削られていきだんだん朝起きれなくなって遅刻と欠席が増えました。

そしてとうとう夏休み明けて2学期から完全に不登校になってしまったのです。

毎日学校にも行かないでゲームにのめり込んでいる子どもを見かねたお母さんがえーるに連絡をしてこられ「今のままでは高校に行けないしこのまま一生引きこもりになってもらうのは困る」このようにおっしゃっていました。

後日えーるの体験受業を受けていただき本人がえーるの勉強法を気に入ったので家庭教師をすることになり、お母さんも安心されていました。

数日後指導が始まって担当する家庭教師が勉強のやり方を一から教えていきました。その先生と相性がピッタリだったのもあり指導中だけでなく、出した課題も真面目に取り組み少しづつ家庭学習の習慣がつきました。

もちろん勉強中はスマホをお母さんに預かってもらうとか、使用時間などルールも一緒に決めたそうです。

5ヶ月ほどたった頃に指導後お母さんのほうから「まだスマホを触ってる時間も多いけど、先生に勉強のやり方なんか教えていただいてから、ちょっとずつですが切り替えられるようになった気がします。

ほんのちょっとのことかもしれないけど、親からすると子どもの成長が見れて嬉しく思います。」と感謝の言葉をかけてもらったと、先生から嬉しい報告がえーるに届きました。

家庭教師のえーるは、勉強の楽しさから教えます!

私達えーるは、相性ピッタリの家庭教師がまずお子さんに勉強のやり方から教えて「わかる!」「できる!」という勉強の楽しさを実感してもらいます!

  • スマホ依存になり全く勉強してくれない
  • スマホが原因で不登校になってしまった
えーる坪井

そのようなお子さんこそ、私たちえーるにお任せください!

やる気が出ない原因の多くは、勉強のやり方がわからないことから起きています。

家庭教師のえーるでは、現在「無料の体験授業」を行っています。

「お子さんのスマホ依存を解消したい!」という方は、この機会にぜひご利用ください!お子さんの成長のキッカケになることを、お約束します。

\ 【関西限定】地元密着25年!家庭教師のえーる /

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