「〇〇したら内申にひびくよ!」
「内申書に悪く書かれたら高校行けないからね!」
これは、中学生の時に誰もが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
ですが実際は、内申書と聞いても「何となくわかるけど細かい内容まではよくわからない」そんなお子さんも多いようです。
このページでは知ってるようで知らない内申書について色々と説明していきますね。
内申書って重要なの??
内申書というのは、生徒の成績や性格、どんな活動をしたのかといった中学3年間の細かい情報が記載された調査書のことです。(正式名称:個人調査書)
そして、高校受験においては、内申書:入試テストの結果を同等に評価されます。
つまり、受験での合否の約半分が内申書で決まるというほど重要なので、親や先生は「内申!内申!」とついついうるさくなってしまうのです。
「内申は大事なのに子どもはイマイチピンときてないみたい」
そんなお子さんのために、内申書に記載されていることを書いてみましたのでご覧ください。
内申書の記載事項
①各教科の評定【5段階評価】
学期が終わると、英語は「4」数学は「3」というように成績表(5段階の成績)をもらいますよね。
その成績表に記載された5段階の成績が全て内申書に表記されます。
一般的には、中1~中3までの9教科の成績が内申書に載りますが、府県によっては内申書に載る学年(成績)が違う場合があります。
関西では、奈良県は中2年~中3年の成績が載り、兵庫県は中3の成績が内申書に載ります。 (大阪府・京都府・滋賀県は上記の通り中1~中3全ての成績が載ります)
②特別活動の記録・部活動など
委員会の活動や、3年間所属していた部活動などが記載されます。
例)学級委員長 / テニス部
③行動及び性格の記録
「自主性」「責任感」「創意工夫」「根気」といった、日頃の行動や性格について記載されます。
④出欠の記録
学年ごとに欠席日数や、欠席した理由も記載されます。
例)中1 2日欠席 (理由 風邪)
⑤趣味・特技
生徒の趣味や特技が記載されます。
例)読書、将棋、ピアノ、習字 など
⑥総合所見
先生から見て、その子がどんな生徒なのかをまとめて書いてくれます。
例)明るくて誰とでも仲良くできます。
積極性があり真面目に物事を取り組むことができます。
このように、内申書には中学3年間の情報が沢山詰め込まれていますが、その中でも特に重要な項目が一か所だけあります。
それはどこかおわかりでしょうか?
答えは、①各教科の評定(5段階評価) です
では、その理由をご説明させていただきます。
③行動及び性格の記録ですが、例えば先生を殴ったりとか、よほど悪い行いをしなければ悪くつけられることはほぼありません。
ですのでほとんどの生徒がここは問題ないでしょう。
⑥総合所見は、例えば授業中に騒がしい子であっても「明るく活発な子」とか、暗い子だったとしても「落ち着きがあって協調性がある子」といった具合いに、良い表現で書いてくれるのであまり気にしなくても大丈夫です。
ですが、①各教科の評定(5段階評価)だけは、先生は、5段階評価1~5までの数字のどれかをつけなければいけません。
もし、成績が1なのに3に変えたり、成績が3なのに5をつけるということは絶対できません。
ですので、ここだけは普段の成績がそのまま内申点としてつけられてしまうのです。
つまり、内申書=成績と考えてもいいと思います。
主要5教科【英・数・国・理・社】の内申(成績)を上げる方法とは
「でも、肝心の成績(内申)を上げるにはどうすればいいの?」
できるだけ成績(内申)を良くしておいて、受験する高校の選択肢を広げておきたいものですよね。
それではここから、成績(内申)を上げるための方法を挙げてみましたのでご覧ください。
①定期テストの点数を良くする
主要5教科の成績(内申)には【定期テストの結果】が約7割~8割反映されます。
中間テストや期末テストといった定期テストの問題は、授業で習った内容(教科書)から出題されるので、日頃から予習・復習をして授業を理解していくことが大切です。
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※もし成績に「1」がついているという方は要注意です。「1」がついてしまうと高校受験で相当厳しくなってしまうからです。ですので「1」だけはとらないように気をつけましょう。もしすでに「1」がついてしまったというお子さんは、これ以上とらないように頑張りましょう!
②授業態度、提出物、小テスト、忘れ物をしない
主要5教科の成績(内申)には、【授業態度】【提出物】【忘れ物】が約2割~3割反映されます。
【授業態度】
授業に集中して先生の話をよく聞き、積極的に手を上げて発言していくと、やる気を評価されて成績(内申)が上がる可能性があります。
その時に意識するのは「間違えることを恐れない」ということです。
先生にもよりますが、正解したかどうか以上に学習意欲や積極性を評価されるからです。
「この子は頑張ってるな」「頑張って授業に参加しようとしてるな」と前向きな気持ちが先生に伝わるように頑張って手をあげましょう。
逆に、居眠りをしたり、友達と私語をしていると「この子はやる気ないな」と見られて評価も下がってしまうので気を付けましょう。
【提出物】
そして近年、内申(成績)への影響が大きいと言われているのが提出物です。
「提出物を出してなかったので本当は3でしたが2をつけました」
成績表をもらう時や懇談時に、先生からこのように言われたという話をここ数年よく耳にします。
提出物を出さなかっただけで成績(内申点)が1つ落とされてしまうのはもったいないですよね。
それだけ提出物は大事なので、どんなことがあっても必ず出しましょう。
さらに大事なことは『提出期限を守る』ということです。
せっかく仕上げても提出期限が過ぎたため減点されるのはもったいないので気をつけましょう。
技能4教科(音/美/保体/技家)の内申(成績)を上げる方法
①定期テストの点数を良くする
技能4教科(音/美/保体/技家)の成績(内申)では、【定期テストの結果】が約4割反映されます。
技能4教科のテストは期末テストなど9教科テストの時に受けます。
早めに学習計画を立てておきテスト前に慌てなくていいように準備しておきましょう。
②授業態度・実技結果・提出物を出す
技能4教科の成績(内申)には、【授業態度】【実技の記録(結果)】が約6割反映されます。
主要5教科とは違い、定期テストの結果よりも授業態度や実技の記録(結果)の比率が成績(内申)に大きく影響します。
【授業態度】
授業態度では、遅刻していないかとか、授業を真剣に取り組んでいるかなどの学習意欲が評価対象です。
【実技の記録(結果)】
実技の記録(結果)は、例えば音楽の場合はリコーダーのテストや歌のテスト、美術や技術の場合は作った作品の出来ばえ、体育の場合は体力測定、球技、水泳など…このようなことを先生が細かくチェックして成績につけられます。
京都府の内申では、実技4教科は2倍になるので、技能4教科はとても重要になってきます。副教科だからと気を抜かずに頑張っておきましょう!
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