「志望校に何とか入れたけど、高校の授業についていけない…」
「赤点をとってしまい先生に”次とったら留年だぞ”と言われた…」
「学校が遠く、部活で毎日ヘトヘトで勉強ができない…」
高校生活を始めると、このようなお悩みを抱える生徒が増えます。私たち家庭教師のえーるにも、同じようなお悩みをもつ高校生やその親御さんから多くのご相談が寄せられています。
中学校とは全く異なる環境の中、高校生活では新しい課題や困難に直面します。せっかく頑張って合格したのに、「授業の進みが速すぎてついていけない」「部活動やアルバイトで勉強の時間が確保できない」といった不安を抱える方も少なくありません。
そこで今回は、高校生活における【勉強面】と【生活面】の違いについて詳しく解説し、スムーズに高校生活を送るためのポイントをご紹介します。高校生活を充実させるために、ぜひ参考にしてください。

中学と高校の違い【勉強面】
ここでは、主に中学と高校の勉強面で、どのような違いがあるかについてご紹介します。
教科が細分化され、専門性が高まる
中学校では、英語・数学・国語・理科・社会の主要5教科を学びますが、高校では以下のようにさらに細分化され、より専門的な内容を学ぶことになります。
- 【英語】 英語コミュニケーションⅠ~Ⅲ、論理・表現Ⅰ~Ⅲ
- 【数学】 数学Ⅰ、数学A、数学Ⅱ、数学B、数学Ⅲ、数学活用
- 【国語】 現代の国語、言語文化、論理国語、文学国語、国語表現、古典探求
- 【理科】 物理基礎、物理、化学基礎、化学、生物基礎、生物、地学基礎、地学、科学と人間生活、理科課題研究
- 【社会】 歴史総合、日本史探求、世界史探求、地理総合、地理探求、公民(公共、倫理、政治・経済)
さらに、専門学科の高校では、工業技術基礎、生産システム技術、情報技術、機械設計など、より専門的な授業が行われます。
2年生以降は文系・理系に分かれることが多く、自分の進路や就職に向けて、より深い学びを進めることが一般的です。

授業の進みが速い
高校では、中学に比べて教科の内容がさらに深まり、1教科あたりの学習量が大幅に増加します。そのため授業スピードも速く、授業をしっかり理解しながらついていくのは簡単ではありません。
また、高校受験で集まった同じレベルの生徒たちと切磋琢磨する環境では、競争が激しくなってきます。
もし、授業内容を理解しないまま放置してしまうと、友人との差が広がり、自信を失う原因になりかねません。日々の予習や復習、計画的な家庭学習が必要不可欠です。定期テストの直前だけに勉強するスタイルでは、高校の学びには追いつけなくなる場合が多いです。
テストの難易度と範囲の広さ
高校の定期テストは、中学のテストと比べて難易度が上がり、テスト範囲も広がります。特に大学進学を目指す場合は、1年生からの学びが共通テストや個別試験に直結するため、早い段階から基礎を固めておくことが重要です。
中学時代に「一夜漬けで何とか乗り切れた」というお子さんも、高校のテストではそれが通用しないことを実感します。計画的に早めに準備を始め、苦手分野をしっかり克服することが必要になってきます。
課題の多さ

高校の課題の量に、うちの子毎日苦しんでいます

課題で苦手な問題が沢山あるので助けてほしい
私たちえーるには、このように高校から出される課題にお困りの高校生から沢山のご相談が寄せられます。
高校では、課題の量が中学時代よりも大幅に増えます。毎日出される宿題や、週末課題、長期休暇中の課題など、その量に驚くこともあるでしょう。
この課題をただこなすのではなく、計画的に進めていくことが大切です。特に、課題の内容には入試に直結する重要なポイントが含まれていることも多いため、真剣に取り組むことが後の成果につながります。課題が多いことで学習のペースが作られやすいというメリットもありますので、ポジティブに捉えて活用していきましょう。
留年のリスク

懇談の時に先生から ”次、赤点とったら進級できなくなるぞ”と言われて焦っています
私たちには、このようなご相談が多く寄せられます。中学では成績が悪くても進級できましたが、高校では「留年」というリスクが存在します。赤点を取り続けたり、成績が基準を下回ると、次の学年に進むことができない可能性があります。
赤点の基準は学校によって異なりますが、例えば40点未満や平均点の半分以下といった基準が設けられている場合が多いです。このリスクを回避するためには、日々の授業をしっかり理解し、テストや課題で確実に点数を取ることが求められます。
高校受験と大学受験の違い
高校受験と大学受験には大きな違いがあります。高校受験では同じ地域の生徒たちと競う形ですが、大学受験では全国の高校生がライバルになります。さらに、浪人生も受験するため、競争率が一層高まります。
大学受験では、科目ごとの専門性が問われるうえ、志望校ごとに異なる試験内容に対応する必要があります。これに備えるためにも、高校1年生からの学びが大切です。受験を意識して学ぶことで、自信を持って挑戦できるようになります。

中学と高校の違い【生活面】
ここでは、中学と高校では、生活面でどのような違いがあるかについてご紹介します。
クラスメイトや友人との人間関係
高校進学をきっかけに、多くの生徒が新しいクラスメイトと出会い、新たな友人関係を築くことになります。中学時代とは異なる環境でのスタートは、刺激的で成長につながる一方で、友人関係に悩むことも少なくありません。
新しい環境では、友達作りに積極的になれる生徒もいれば、人間関係に不安を感じる生徒もいます。さらに、SNSやスマホを介したコミュニケーションが主流となっている現代では、LINEの未読スルーや既読スルーが原因で誤解が生じたり、グループチャットでの仲間外れが問題になることもあります。また、クラス内での派閥やグループの形成が進むと、気の合わない生徒と距離を置くようになり、孤立感を抱えるケースも見られます。
友人関係の悩みを解消するためには、まず親子でのコミュニケーションが重要です。日常の些細な会話を通じて、学校での出来事や友人関係について話しやすい雰囲気を作りましょう。親がしっかりと耳を傾けることで、子供は安心感を持ち、自分の気持ちを素直に打ち明けやすくなります。また、親が無理にアドバイスをするのではなく、子供の気持ちを尊重しながらサポートする姿勢も大切です。
友人関係の悩みは、学校生活全体に影響を及ぼします。もしトラブルが深刻化しているようであれば、担任の先生や学校のカウンセラーに相談するのも一つの方法です。
親だけで抱え込まず、適切なサポートを得ながら子供の心の負担を軽減していきましょう。新しい出会いが成長の糧となるよう、適切な環境を整えてあげることが大切です。

スマホやデジタル機器の利用
「うちの子、SNSに夢中になっていて全然勉強しないんです」
「毎日スマホばかり触ってるし、成績がどんどん下がってきた」
高校生のスマートフォン利用に関するお悩みは、私たちえーるには、多く寄せられています。現代では、高校生のスマートフォン所持率は90%を超え、スマートフォンを持たない生徒を見つける方が難しい状況です。
こども家庭庁の「令和5年度青少年のインターネット利用環境実態調査報告書」によれば、青少年がスマートフォンで行う主な活動は、1位が「動画視聴」、2位が「検索」、3位が「音楽視聴」、4位が「投稿やメッセージ交換(メール・チャット含む)」となっています。
このように、スマートフォンは高校生の日常生活に欠かせない存在となっていますが、使い方によっては学業に悪影響を及ぼす可能性もあります。特に高校生は、中学生と比べてスマートフォンの使用が自己管理に委ねられることが多く、その分、自制心やメリハリを持った利用が求められます。
例えば、「勉強中はスマートフォンを見ない」「先に課題や予習・復習を終えてから使用する」といったルールを設け、適切な使い方を心がけましょう。

部活動と勉強の両立について
「高校で部活に入ったら、想像以上に練習がハードだった」
「部活で帰宅が遅くなり、疲れて勉強に集中できない」
「部活で集中できる人は、勉強でも集中できる人」と言われるように、部活動での努力や達成感は、学業のモチベーション向上にもつながります。また、部活動で培った集中力や時間管理能力は、勉強にも大いに役立ちます。部活に取り組みつつ、勉強時間を確保するには、メリハリのある生活を心がけることが重要になってきます。
できるだけだらだら過ごす時間を減らし、短時間でも集中して学習に取り組むことで、効率的に勉強を進めましょう。たとえば、「帰宅後30分で課題を終わらせる」「次の日の予習を10分だけ行う」など、小さな目標を立てるのがおすすめです。小さな成功体験が積み重なることで、自信と学習意欲が高まっていきます。
また、スキマ時間を活用することもポイントです。通学中の電車内や休み時間を使って英単語を覚えたり、課題の一部を進めたりすることで、忙しい日々でも学習時間を生み出せます。このような工夫が、部活動と勉強の両立を可能にします。
部活と勉強の両立は難しいように思えますが、計画的に取り組むことで可能になります。高校生活の中で得られる貴重な経験を大切にしながら、目標に向けて努力を続けていきましょう。

アルバイト
高校生になると、放課後にアルバイトを始める生徒も増えてきます。ただし、学校によってはアルバイトが禁止されている場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
アルバイトには多くのメリットがあります。お小遣いが増えるだけでなく、社会の厳しさや責任感を学ぶ貴重な機会となります。働くことでお金を稼ぐ大変さを実感し、親への感謝の気持ちが芽生えることもあります。また、アルバイトを通じてコミュニケーション能力や時間管理のスキルを磨くことができるでしょう。
しかし、アルバイトに熱中しすぎるのは要注意です。深夜までシフトを入れることで睡眠不足になり、翌日の授業に支障が出てしまうケースも少なくありません。高校生にとって最優先すべきは、やはり学業です。「アルバイトが原因で成績が下がった」とならないように、働く時間を調整し、授業に集中できる生活リズムを整えましょう。
授業中の理解を深めるためにも、日頃から授業内容にしっかりと取り組むことが大切です。アルバイトと学業を両立させるには、自己管理能力を高めることがポイントです。無理のない範囲で働きながら、高校生活を充実させていきましょう。
家庭教師のえーるがお役に立てること

うちの子高校の授業についていけるか心配…
苦手な科目が多く、赤点を取らないか不安
このような悩みを抱える方に、私たち家庭教師のえーるは親身になってサポートします。高校の勉強は中学よりも難易度が高くなり、大量の課題や受験準備が求められるため、戸惑う生徒さんも少なくありません。そこで、えーるでは、少し前まで高校生だったという大学生の家庭教師が、高校時代の経験談を交えながら、丁寧に指導を行います。
大学生の先生は、生徒さんにとって身近な存在でありながら、適度な緊張感を持って接することができます。このバランスが、生徒さんのやる気を引き出し、効率的な学習をサポートします。また、得意分野を活かした指導や苦手科目の克服に重点を置きながら、成績アップを目指します。
えーるでは、相性を重視してお子さんに最適な家庭教師をご紹介しています。「授業についていけない」「受験勉強が不安」といった悩みを一緒に解決していきましょう。
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