「教えた時は出来るのに、テストになると出来なくなる」
「”授業は分かる”って言うのに、テストの点数がよくない」
私達、家庭教師のえーるは、25年で10,850人のお悩み解決してきましたが、このようなご相談が多く寄せられています。
お子さんは、普段はできていた問題でもテストになると手が止まったり、答えが出てこないなんてことありませんか? 私達えーるには、「テストになると出来なくなる」といったお悩み相談が多く寄せられますが、このような問題には必ず原因があるんです。
ここでは、このようなお悩みの原因や、その解決法についてご紹介します。
テストになるとできなくなる3つの原因
【原因その1】緊張と時間制限によるプレッシャー
「テスト特有の空気や雰囲気にのまれてしまう」
「沢山勉強したのに、テスト当日に頭が真っ白…」
「テストになると焦ってしまい、いつの時間切れ」
”テスト”というワードを聞いただけで緊張したり、必要以上にプレッシャーを感じてしまうという子は意外と多いようです。
いつもならできていることも、『テストになった途端に思考停止してしまい頭が真っ白になる』。中には自分で自分のことを追い込んでドツボにハマってしまう子もいるようです。そんなことを繰り返していると結果が良くなるどころか、テストへの苦手意識が植えついてしまいます。
このように、テストになると思うような力が発揮できないという子は「緊張しやすい性格」や「真面目なタイプ」であることが多いようです。頭では理解できているつもりでも、いざ試験になると雰囲気にのまれたり、緊張から力を出しきれないのはもったいないですよね。
もし、これが高校入試だったとしたら取り返しがつきません。入試のような重要な試験で緊張しすぎたり、実力が出せないということがないように、今から対策を立てておくことが大切です。
【原因その2】日頃の反復学習ができていない
「授業で習った時はできたのに、テストで解けなかった」
「学校や塾に行ってる時だけで家では勉強していない」
このように、学校で習った時はできていることも、テストになるとできなくなってしまうのは、本当は理解できていない可能性が高いんです。そんなお子さんに共通しているのは「家で勉強をしていない」ということ。授業を受けた時は分かったつもりでも、家に帰っておさらいをしなかったために、テストになって初めて自分が理解していなかったことに気づくのです。
特に、中学の授業では、小学校みたいに先生が予習・復習までしてくれません。中学で予習・復習をしていない子は、理解が不完全な状態でテストを受けることになり、ミスが起きやくなります。「うちの子ケアレスミスが多いんです」といった声も私達はよく耳にしますが、それもやはり、日頃の反復学習が不足しているため、理解が不十分で簡単なミスにつながっているかもしれないんです。
【原因その3】「わかっている」という思い込み
「うちの子すぐ ”わかった”って言うけど、一人でさせてみるとできないんです」
これは、お母さんからよくいただくお悩み相談です。
実は、「わかった」とすぐに言ってしまう子ほど、本当はわかっていない傾向が強いみたいなんです。「早く勉強を終わらせて遊びたい」という子によくみられますが、子供の言葉を鵜呑みにしてしまい後から驚かれるというお母さんも多いようです。結局、後からやり直さないといけなくなり余分に時間がかかってしまうんですね。
テストになるとできなくなる子の解決策
模試を受けてみる
【模試を受けるメリット①】 場慣れできる
テストで緊張してしまう原因の一つに、『試験慣れしていない』ということがあげられます。テスト特有の空気にのまれたり、緊張して、自分の実力が十分に発揮出来ないというお子さんは、一度模試を受けることをおススメします。模試は実際に試験会場に行って、他の生徒に混じってテストを受けるため、試験慣れや場慣れするのにもってこいなんです。
模試で試験慣れしておくことで、普段の定期テストや実力テストのみならず、高校入試といった重要験な試験でも真の力を発揮しやすくなります。
【模試を受けるメリット②】 ペース配分がわかる
制限時間内に問題を解かないといけない模試は、まさにテストそのものです。ペース配分を考えないといけないので、定期テストなどの予行練習にもなり、どんな時間配分で問題を解けばいいのか身体が覚えていきます。
もちろん、本来の目的である志望校の合格判定や偏差値を出せるのも嬉しいですよね。今の自分の立ち位置を知ることは、今後の勉強にも大いに役立つでしょう。
こういったことから、模試を受けるのはメリットしかありません。
予習・復習をする
先程もお伝えしましたが、中学校は、小学校の時みたいに先生が授業中に予習・復習をしてくれません。生徒は自分で予習復習をしていかないと、だんだん授業についていけなくなってしまいます。逆に、予習・復習をすることにより早く進んでいく中学の授業にも、ついていくことができるようになります。
つまり、予習・復習は真の実力を発揮して点数UPできる唯一の勉強といっても過言ではありません。日頃の予習・復習という反復学習をすることで、テスト前は見直しをする程度ですみ、自信もってテストを受けることができるんです。
それは、スポーツの世界も同じかもしれません。どんな競技でも素晴らしい成績を残している選手というのは例外なく、決まった練習メニューを毎日もくもくとこなして試合当日に備えています。「あれだけ練習したから大丈夫!」と、自信持って試合に臨み、大きな結果を出すことができるんです。日々練習をすることで試合の緊張をも跳ね返せるということを、一流のアスリートはわかっているんですね。
学習の質を高め応用力をつける
定期テストでは、必ずしもワークと同じ問題が出るとは限りません。暗記科目であればワークやプリントを繰り返し覚えればいいでしょう。ただ数学は、本質を理解しているかを問われる教科ということもあり、数字が変わったり、問題をひねって出題されることがほとんどなんです。学校のワークをしたら終わりではなく、もう人踏ん張り、違う問題集にも挑戦してみるのもいいかもしれません。いざテストでひねって出題されても、応用がきくと慌てず解けるようになります。
塾に通う
塾によっては、沢山の問題を解かせたり、宿題を山ほど出すところもあります。そういう塾は、「とにかく子どもに数こなして欲しい」と思われている親御さんには嬉しいでしょう。
さらに、周りの塾生との競争により、勉強へのモチベーションUPを期待されている親御さんも多いようです。
ですが、以前塾に通っていたというご家庭から
うちの子ゲームなら競争するけど、勉強は競争心ほぼゼロ…
塾のお友達は賢いからって、子供が自信をなくしてしまってる
えーるには、このようなお悩み相談がよく寄せられています。
負けず嫌いで競争心が旺盛な子や、やる気満々という子にとって、ライバルが沢山いる塾は最高の環境かもしれません。ですが逆に、競争心がなくマイペースなタイプのお子さんや、勉強に自信がないお子さんは、塾に通っても競争心は出てこない可能性があります。それどころか、自己肯定感が低くなり、塾に行く度に自信をなくしてしまう。そんな子も結構多いみたいなので注意が必要です。
お子さんがどちらのタイプなのか見極めてから、塾に行かせるかどうか検討されることをおススメします。
家庭教師をつける
家庭教師の場合、1対1での指導ということもあり、お母さんたちが期待されているような競争心はでないでしょう。ですが、1対1だからこそその子の性格や学力に合わせた声かけや指導ができるというメリットがあります。
例えば、完璧を求めて自分を追い込みすぎてしまうタイプのお子さんには「できない問題があってもいいよ!できる問題からやれば大丈夫」 といったように、プレッシャーから開放してあげたり、リラックスしやすくする声かけをします。
また、緊張しやすいタイプの子には「○○部分だけ気をつけてね!」といったように、 その子の弱点や、重要ポイントに集中させて、余分なことを考えなくてすむように声かけていきます。
実際えーるで教えているご家庭からは
先生のアドバイスで楽な気持ちでテストを受けられるみたい
○○先生はうちの子の精神的な支えになってくれています
このような嬉しい声を沢山いただいています。
【実体験】テストで実力を発揮できるようになってくれた えーるの生徒さん紹介
ここでは、以前に「テストになると出来なくなってしまう」という悩みを抱え、それを克服してくれた、えーるの生徒さんの中から2名選出してご紹介します。
大津市在住中学1年生の女の子Aさん
【Aさんのお母さんからの相談内容】
Aさんのお母さんから、えーるに相談のメールをいただき連絡させてもらいました。
「うちの子テストになると緊張で頭真っ白になってしまい、たぶん半分の力も出せてないと思うんです」
といったご相談でした。
学校では分からないところがあっても、周囲の目が気になって質問できなくて、家に帰るとお母さんに「教えて」と言ってくるそうです。ただ、お母さんも中学の勉強はだんだん厳しくなってきたので、家庭教師に助けてほしいということで今回相談メールをくれたそうです。
Aさんが”テストではできなくなった”原因について
体験授業でAさんと対面しましたが、Aさんは少し緊張気味で、こちらから話しかけると毎回お母さんの方を見て答えていました。「仲良しのお友達といる時や、普段家族にはうるさいくらいなんですけどね…」とAさんのことをそのように言っていました。時間が経つにつれて慣れてきたのか、Aさんは少しずつ話してくれるようになってきます。テストになるとできなくなる原因は「静かな教室に鉛筆の音だけが響いているという、試験特有の雰囲気が苦手」ということだったのです。
Aさんがテストで力を出せるようになるまでの過程
体験授業を受けてくれたAさんは、えーるの指導法を気に入ってくれて家庭教師の先生を紹介し頑張ることになりました。えーるから紹介したのは、同じ沿線に住む大学3回生のエミ先生といいます。エミ先生は「Aさんが緊張してしまうのはきっと自信がないから」と考え、とにかく繰り返し何回も根気よく覚えさせてくれました。
エミ先生自身も過去に「できなかったらどうしよう」という気持ちを打ち消すために、とにかく繰り返し覚えた経験があったそうです。そのようにエミ先生の指導を毎週受け、最初のテストがやってきます。Aさんはこれまでと比べると緊張が少なかったそうで、お母さんは「エミ先生に教えてもらうようになって少し自信がついたみたい、前回のテストより点数が上がったことも大きかったかも」とおっしゃっていました。「今の調子で頑張ってほしいので今後ともお願いします。」報告書にはエミ先生とえーる宛にそのように書かれていました。
京都市在住中学2年生の男の子Мくん
テスト前になると、お父さんが得意な数学を教えているそうです。
「私が教えた時はできてるんですけど、テストになるとできなかったって帰ってくるんです」
このように、大丈夫と送り出したはずのテスト結果も散々で、お父さんは毎回ガッカリしているそうです。「学校の授業ちゃんとわかってるか?」と聞いても「わかってる」と必ず答えるし、先生からも「理解してますよ」って言われるけどテストではできない。 ひょっとすると勉強のやり方がマズイのかも?と思って、えーるで体験授業を受けることに。
Ⅿくんが”テストになるとできなくなっていた”原因
体験授業でМくんと話したところ、お父さんから聞いていたとおり、「学校の授業はわかる」と言っていました。しかし、話をしているうちに、テストになるとできなくなる理由がちょっとずつわかってきました。 それは、「家庭学習をしていなかった」というのが一番の要因だったんです。 Мくんは確かに理解力はあり、その場ではすぐに「わかった」と言います。しかし、それで油断して、それ以上勉強をしないところがあり、それが落とし穴になっていたんです。せっかく習ったことも時間が経つとさっぱり忘れてしまい、学校の授業でいくらわかっても、テストになると「あれ?どうやったっけ?」と忘れてしまうんです。
Мくんがテストで結果を出せるようになるまでの過程
体験授業でえーるの指導法を聞いてくれたⅯくんは「これならやれそう!」と、前向きになってくれてえーるで家庭教師の先生を紹介することになりました。
紹介したのは大学2回生のケイタ先生といって、明るくてスポーツが好きな学生です。ケイタ先生自身も過去に勉強で苦労した経験があり「僕もそうだったんでМくんの気持ちはわかります」と言ってくれたことが今回紹介する決め手になりました。
Мくんは自分と同じ目線で接してくれるケイタ先生のことをすぐ気に入ってくれたようです。
ケイタ先生はまずは予習復習のやり方から教えて、1日15分の課題から家庭学習をスタートさせました。
しかし、全てが順調だったわけではありませんでした。家庭教師を始めて1か月、2か月と経ち3か月目に入った頃、Мくんが「部活が忙しい」とか「学校の行事の用意で遅くなった」など言い訳が多くなり課題をしなくなったんです。
これは誰もが通る道ですが、どんな子もスタートして3か月目くらいに中だるみが起きて、勉強に身が入らなくなることがあります。
それに対してケイタ先生は柔軟に対応してくれました。ケイタ先生は、課題の量を減らして「ここまでの勉強が無駄になったらもったいないし、ちょっとでいいからとにかく続けよう」と励ましながらМくんをひっぱってくれたのです。そんな先生の気持ちが届いたみたいでМくんは予習復習を再開します。
そして、指導から半年ほど経ち、少しずつ成果が出始めました。①授業がわかりやすくなったこと ②ケアレスミスが減ったこと ③苦手な数学が14点UPしたこと このような結果が出てきたことでМくんは手ごたえを感じてきたのです。
「テストの点数も上がって本人も喜んでます。これも全て熱心に教えていただいた先生のお陰です。本当にありがとうございます。」
指導終わりにお父さんからこのような言葉をいただいたとケイタ先生からえーるに連絡がありました。
まとめ
Aさんも、Мくんも、テストの結果が良くなったのは、日頃の家庭学習をコツコツしてきたことがポイントでした。毎日授業の予習復習をすることで、しっかり理解していき、確実に定着させてあやふやな部分は減らしていく。それが学力UPへとつながり、テストで力を存分に発揮できるようになったんですね。
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※体験授業を受けてみて少しでも「思っていたのと違った…」そう思われた方は遠慮なくお断りください。
お子さんがやる気になり、勉強のやり方もピッタリだと思われたときだけ、私たちはお力になりたいと思っています。無理な勧誘は一切ありませんのでご安心ください。
それでは、体験授業でお会いできることをスタッフ一同、楽しみにしています!