勉強から逃げるお子さんに怒り爆発しそうなお母さん

2022年5月20日2025年12月21日

「本当は勉強のことでケンカしたくないのに」
「また「宿題したの⁉」って怒ってしまった…」
「あとでやるから！」が口ぐせの子に
イライラしてしまうお母さんへ
その“怒り”が、“笑顔”に変わるきっかけお届けします!

なぜ親は怒ってしまうのか？「勉強しなさい！」という言葉の限界

「テスト前でしょ？　なんでゲームしてんの‼」
「もー! 勉強しなさい！って何回言わせるの！」

このように、お子さんのことを思うからこそ、ついカーッとなって怒鳴ってしまう親御さんの気持ちはよくわかります。しかし、親が感情的に怒れば怒るほど、逆効果になることも。怒鳴られたお子さんのほうは「親の期待」と「自分の現状」のギャップを冷静に捉え、以下のような悪循環に陥ってしまうことがあります。

子どもの行動

親が怒る子も感情的になり、ついつい反発心が生まれたり、強い劣等感を感じてしまう勉強からますます逃げてしまう

親の感情

子どもが逃げる不安が強くなるさらに強く怒鳴ってしまう

このような悪循環を断ち切るには、一旦冷静になり、まず怒りの矛先を「お子さん」ではなく、「この悪循環の仕組み」に向ける必要があるかもしれません。

【意外な真実】逃げるのは「やる気がない」からではない！

多くのお母さんが抱える「うちの子はやる気がない」という悩み。実は、お子さんが勉強から逃げてしまう本当の理由は、やる気の有無ではありません。

逃避行動の真の理由

お子さんが「勉強」を「つらいもの」と感じ、ゲームやスマホといった「楽しいこと」に逃げてしまうのは、以下の３つの要因が重なっていることが多いです。

①勉強がわからない

授業を聞いても理解できず、どこから手をつければいいか分からない。わからないから余計にしなくなる。

②自信がない

分からない問題にぶつかるたびに手が止まり、「自分は勉強ができない」と強い劣等感が生まれ、自信をなくしてします。

③プレッシャー

親の期待や周りの友達が頑張っていることから「やらないといけない」というプレッシャーが重くのしかかり、ますます行動を起こせなくなってしまう。

このような悪循環を断ち切るには、お子さんを叱るのではなく、「どうしたらできるようになるか？」という具体的な解決策を一緒に考え、見つけることが大切です。やみくもに「勉強しなさい」「がんばれ」と言われても、言われた本人は「どうすればいいかわからない」状態なのです。

お子さんが自ら動き出す！怒る前に試す３つのアプローチ

ここでは、お子さんが「勉強しよう！」と自ら机に向かい、親子関係が改善するための、３つの具体的な解決策をご紹介します。

① 勉強を「1日15分」から始める習慣

お子さんにいきなり「明日から毎日３時間勉強しなさい！」と言うのは、いきなりフルマラソンを走れと言うのと同じです。

スモールステップ学習

「今日は単語５つ覚える」「このワークを1ページ完成させる」といった、簡単にクリアできる小さな目標を立てることから始めましょう。

効果

小さな成功体験を積み重ねることで、次のやる気につながる一歩になります。「無理なく毎日できる」をテーマに、コツコツすることで、「やればできる」という自信に変わっていきます。

② 「結果」ではなく「過程」を褒める

勉強への苦手意識が強い子ほど、結果で評価されることに怯えたり敏感になっています。褒めるときは、努力や行動に焦点を当てましょう。

褒めるポイント

「テストで良い点数をとった」などといった結果に対してではなく、「机に向かったこと」や「15分集中できたこと」など、子どもの過程や努力など、行動について褒めてあげましょう。

効果

「小さな努力」を認めてもらうことで、自己肯定感が高まり、ます。それによって、失敗することを恐れにくくなり、「ちょっと頑張ってみようかな」と前向きな気持ちになりやすいです。

③ 親以外の「相談相手」を見つける

親が子どもに勉強を教えようとすると、つい感情的になり、親子関係が悪化してしまうことはよくあります。

第三者の役割

親以外の「怒らない先生」は子どもにとって安心できる存在です。何でも相談しやすく、気が長く、丁寧に教えてくれる家庭教師などは、そんなお子さんにピッタリです。

効果

お子さんは本音を話しやすくなり、先生が正しい勉強法を教えて、やる気を引き出してくれます。親のほうも「勉強しなさい」という回数が減って、ストレスから解放されます。

【ご家庭の声】家庭教師で変わった親子の関係と学習習慣

家庭教師の指導により、毎日怒ってばかりで崩壊寸前だった親子の関係と、お子さんの学習習慣がどのように変わったのか、実際のご家庭の声をご紹介します。

ご家庭の声①

息子はすぐに遊びに逃げてしまうため、毎日『先に勉強しなさい！』『いつまでゲームしてんの！』と怒鳴るのが日課になっていました。親子の空気も悪くなりこのままではいけないと思い、家庭教師の先生にお願いすることにしましたお願いして一番変わったのは、息子の学習習慣もですが私の接し方かもしれません。先生は「1日15分」の学習計画を立ててくれて、息子は素直に計画通り課題をこなしています。　親があれだけ言っても一切しなかったのに……

先生のおかげで親子のバトルが減り、『頑張ってね』と笑顔で声をかけられるようになったことで、家の中の空気まで明るくなった気がします。

小学６年生　Aくんのお母さん

ご家庭の声②

娘はテスト前でもスマホばかりみているので、いつも親子ゲンカになっていました。反抗期真っ只中なのにあり、いつも怒鳴り合いになってしまいます。このまま親子の関係が悪化しても困ると思い、えーるさんに家庭教師を依頼することにしました。
来てくれた大学生の女性の先生は、娘に『勉強のどんな部分が嫌なん？』と優しく聞いてくれ、娘はそれに対して『何からすればいいか分からへん…』と、つまずいている理由をうまく引き出してくれたんです。それからは、先生が勉強のやり方を丁寧に教えながら、無理のない学習計画を立ててくれました。先生の導きのおげで、私が『勉強しなさい』と言わなくても、自分から机に向かうようになり驚いています。このまま頑張ってくれると嬉しいです。

中２のYさんのお母さん